変わりつつある競馬に対する想い。

私は競馬に出会って20年になります。当初は全然興味なく、友人との付き合いでしかありませんでした。
よって競馬新聞を見ながら予想するなんてこともなく、自身の誕生日やその日の日付から適当に買い目を選ぶという適当なものでした。
ギャンブルというほどでもなく、友人が一喜一憂する姿を楽しみながら私は焼きそばをつまみながらビールを楽しむ…その程度のものでした。

そんな私がどうして競馬暦20年になろうとしているのか?
それはある競走馬との出会いがあったからです。

小柄なその馬は、決して従順で素直な性格ではなかったようですが、G1レースでも2着3着する有力馬でした。
ただ、なぜか勝ちきれない…競争メンバーの格が落ちても勝ちきれない、そんなもどかしさから目が離せなくなっていました。
それ故に、馬券購入するときもその馬が中心になって行きました。
勝ちきれないその馬はBIGレースでは人気にならないことが多かったので、いわゆる「応援馬券」程度のものでしたが、時には万馬券をプレゼントしてくれたこともありました。

そして、その馬は海外のG1レースを最後に引退することになりました。
結局国内のG1レースはひとつも勝つことができませんでしたが、私にとっても有馬記念を最後にするより、その方が「あの馬らしい」と心のどこかで勝利を期待していました。

そして引退レースでその馬は有終の美を飾りました。一時は絶望的にひらいていた差を猛然と追い込んで。
その馬は引退後に種牡馬になり、自身同様記憶に残る仔を輩出しました。
「ドリームジャーニー」「オルフェーヴル」「ゴールドシップ」
意外性と人を惹きつける魅力を持ったその馬は自身の名前どおり、今も輝き続けているのでした。
「STAY GOLD(ステイゴールド)」


変わりつつある競馬に対する想い。